ACL損傷を伴うSegond fractureの合併損傷に関する因子の検討
試料・情報の利用目的及び利用方法
Segond fractureは、前十字靭帯(ACL)損傷を示すよく知られているX線所見であり、前外側靱帯(ALL)の剥離骨折と考えられています。これは、ACL損傷の発生により膝関節の他の構造が損傷する可能性があることが考えられます。このため、Segond fractureの発生率と関連損傷を解明することはACL修復術の臨床成績を向上するための研究が求められています。本研究の目的はSegond fractureの発生率と関連損傷を解明することです。
研究期間
2022年7月1日から2025年3月31日まで
利用する試料・情報
当院で膝MRI検査とACL修復術を施行した患者様のカルテを参照し、背景データおよびMRI所見、関節鏡所見を調査します。調査及び解析は東千葉メディカルセンター内で行います。
利用するものの範囲
2015年1月から2017年12月の期間に、急性ACL損傷と診断され、受傷後90日以内に関節鏡再建手術を受けた患者様
試料・情報の管理責任者
東千葉メディカルセンター 放射線部 鈴木 伸忠
本研究で得られた情報に関する手続き
本研究で行われる検査は通常診療で行われているものです。本研究により、直接的に患者に不利益を与えることはありません。また、個人情報を厳重に管理する体制等を整備し、公表時には個人情報の漏えいがないように行います。データ等は、東千葉メディカルセンターの鍵のかかる棚で保管します。
その他
本調査への参加を希望されない場合には、情報を用いる事はいたしませんので、下記問い合わせ担当者までご連絡ください。
問い合わせ担当者
東千葉メディカルセンター
事務部総務課総務係
TEL:0475-50-1199
事務部総務課総務係
TEL:0475-50-1199
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいてHPに掲載しています。