循環器内科

循環器内科

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科長挨拶

我々循環器内科は心臓病や血管の病気を担当しています。特に病院の特徴として、急性心筋梗塞に代表されるような緊急の診断・治療を要する疾患を多く診療しています。開院時より毎日24時間体制でオンコール体制を敷き、救急科と連携しながら、できるだけ速やかにこれらの疾患に対処できるよう心がけています。
まだまだ足りない点も多くありますが、より充実した循環器診療を目指し、一歩一歩進んでいきたいと思います。


プロフィール

診療科 循環器内科 職名 副センター長・部長
氏名 佐野 剛一(さの こういち)
免許・資格
千葉大学大学院医学研究院総合医科学講座 特任教授
医学博士
日本循環器学会認定循環器専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医
日本内科学会認定総合内科専門医
専門分野
臨床研修指導医循環器病学一般
冠動脈疾患
閉塞性動脈硬化症
心血管カテーテル検査・治療
診療科 循環器内科 職名 副部長
氏名 上田 希彦(うえだ まれひこ)
挨拶
私は 不整脈治療のエキスパートです。
カテーテルアブレーションについては
17年以上のキャリアがあり 日本有数の施行数
である群馬県立心臓血管センター医長、
千葉大病院 診療講師を経て当センターへ赴任致しました。
免許・資格
千葉大学大学院医学研究院総合医科学講座 特任准教授
医学博士
日本循環器学会認定循環器専門医
日本不整脈心電学会認定不整脈専門医
日本内科学会認定総合内科専門医
日本不整脈心電学会 評議員
診療科 循環器内科 職名 医長
氏名 金枝 朋宜(かなえだ とものり)
免許・資格
千葉大学大学院医学研究院総合医科学講座 特任助教
医学博士
日本循環器学会認定循環器専門医
日本不整脈心電学会認定不整脈専門医
日本内科学会認定総合内科専門医
専門分野
循環器病学一般
不整脈
カテーテルアブレーション治療
ペースメーカ治療
診療科 循環器内科 職名 医長
氏名 石川 啓史(いしかわ けいし)
免許・資格
千葉大学大学院医学研究院総合医科学講座 特任助教
医学博士
日本内科学会認定内科医
日本心血管インターベンション治療学会認定医
日本救急医学会ICLSコースディレクター
専門分野
循環器病学一般
冠動脈疾患
心血管カテーテル検査診療
血管内イメージング
診療科 循環器内科 職名 医長
氏名 若林 慎一(わかばやし しんいち)
免許・資格
千葉大学大学院医学研究院総合医科学講座 特任助教
医学博士
日本循環器学会認定循環器専門医
日本内科学会認定内科医
診療科 循環器内科 職名 医員
氏名 菅原 暢文(すがわら まさふみ)

循環器内科の概要

循環器内科の対象疾患としては主に下記のものが挙げられます。

  • 冠動脈疾患(急性心筋梗塞、狭心症)
  • 不整脈・心不全・閉塞性動脈硬化症など

冠動脈疾患に関して

急性心筋梗塞は、心臓を栄養する冠動脈が閉塞し心臓の筋肉(心筋)が壊死してしまう病気です。特に発症から間もない急性期には生命の危険が高く、速やかな診断・治療が必要になります。そして、多くの患者さんで緊急カテーテル検査・治療(バルン治療・ステント治療など)が有効です。これらのカテーテル治療(バルン治療・ステント治療)は開院初年度から昼夜を問わず24時間体制で施行するようにしています。
また、狭心症は、心臓を栄養する冠動脈が狭窄・閉塞しているものの、心臓の筋肉(心筋)は壊死しておらず、症状は数分程度で改善する病気です。狭心症の診断に欠かすことのできない運動負荷検査はもちろん、最新の診断機器、特に320列CTを有効に活用しながら正確に診断し、適切な治療を行っていきたいと思います。
なお、不安定狭心症、という病態があります。これは、心臓を栄養する冠動脈が狭窄→閉塞へと進行しかかっている、心筋梗塞を起こしかかっている狭心症です。狭心痛の頻度が増えてきたり、より軽度の労作で胸部症状が出現したり、といった場合に疑われます。この病態の診断には症状が大事なのですが、これらの症状をうまくとらえ、積極的に冠動脈CTやカテーテル検査を施行し、速やかな診断・治療を行っていきたいと思います。


不整脈に関して

不整脈には大きく分けて、徐脈性不整脈(脈が遅くなる)、頻脈性不整脈(脈が速くなる)があります。
徐脈性不整脈(脈が遅くなる)には洞機能不全症候群や完全房室ブロックといった病気があります。これらの治療に関してはペースメーカ治療が大変に重要です。当院でももちろん恒久型ペースメーカ植込み術を施行しています。
頻脈性不整脈(脈が速くなる)に対しては、アブレーションというカテーテルを用いた治療が有効なことがあります。当院でも開院時より施行しており、すでにWPW症候群、房室結節回帰性頻拍、心房粗動、心房細動に対してアブレーション治療を施行しています。これらの頻脈性不整脈発作をお持ちの方はこのアブレーション治療が有効なことがありますので是非ご相談ください。


心不全

心臓の機能が低下し、息切れや浮腫といった症状が出現する病気です。心臓の機能が低下する原因は、心筋梗塞、心臓弁膜症、そして心臓の筋肉(心筋)自体の病気である特発性拡張型心筋症、等々、様々なものがあります。不整脈が関連する心不全もあります。
症状としては、下肢の浮腫、労作時の息切れ、等々、ありますが、臥位になった時の呼吸困難を知っておくと良いと思います。これは、臥位になると足から心臓へ戻ってくる血液量が増え心臓の負担が増えるためであり、例えば、夜寝ようとすると息が苦しくなる、体を起こしてソファで寝ると楽でなる、といった症状は要注意です。そのような場合は心不全の可能性がありますので是非ご相談ください。
心不全に対する診療はより一層の発展が望まれています。当院としても是非充実させていきたい分野です。


閉塞性動脈硬化症

下肢の動脈狭窄・閉塞を来す閉塞性動脈硬化症も当科の対象疾患となることが多くあります。当院では閉塞性動脈硬化症に対するカテーテル治療(バルン治療・ステント治療)も積極的に取り組んでいます。また、閉塞性動脈硬化症には冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)を合併していることが多くありますので、冠動脈疾患の精査も併せお勧めすることもあります。


患者さんへのメッセージ

重要

*循環器内科では、救急患者に対する診療を充実させる目的で下記の2点をお願いしています。

  1. 循環器内科の新患外来は、紹介状をお持ちの方のみの受付とさせていただきます。
  2. 病状の落ち着いた方は、通常の外来に関しては近隣の開業医の先生方への受診をお勧めいたします。

なお、救急対応が必要な方に関しては、もちろんできるだけ拝見いたします。医師数等の診療体制が整えば改善に向かうのかもしれませんが、現時点ではそのようにさせていただきたいと思います。
我々循環器内科は、病診連携を進め、地域内の他病院や開業医の先生方と密接に連携しながら発展していきたいと考えます。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。


*紹介状をお持ちの患者さんは新患外来予約電話番号(代表番号0475-50-1199;“循環器新患外来予約、紹介状あり”とお伝えください。)で予約が可能です。診療所の先生方、看護師の方、事務の方からだけでなく、患者さんから直接電話をいただくことも可能です(紹介状をお持ちの方に限ります。)。是非ご利用ください。


主な治療・症例、実績の紹介

当院では循環器疾患診療に役立つ多くの最新設備を備え、診断・治療に役立てています。


心臓カテーテル検査・治療

当院では放射線部門に2台(バイプレーンx1台、CTアンジオx1台)、手術室内に1台(ハイブリッド手術室)と計3台の血管造影装置があり、それぞれの血管造影装置で冠動脈造影検査(CAG),冠動脈形成術(PCI)が可能です。通常時はバイプレーン血管造影装置(Phillips社製)を用いて心臓カテーテル検査・治療を行っていますが、状況に応じてそれぞれの機器を柔軟に利用し緊急カテーテル等に対応しています。


不整脈に対するアブレーション治療

当院では、不整脈に対するアブレーション治療を施行しています。WPW症候群、房室結節回帰性頻拍、心房粗動、心房細動、等が対象疾患です。是非かかりつけの先生とも相談の上、当院での治療をご検討ください。


320列CTによる冠動脈の評価

当院では最新の320列CT(東芝社製)を装備しています。冠動脈CTは、高画質の冠動脈評価を外来で施行できる、といった点で画期的であり、冠動脈疾患診療を変革させてきました。この320列CTにより、より高画質な画像を、より短い撮像時間で、より少ない被ばく量で得られる、といった有利な点が多くあり、循環器内科にとっては大いに期待する検査機器です。


心エコー

心エコー検査は、非侵襲的に心機能を評価でき、循環器診療においてはいまや無くてはならない必須の検査です。当院では開院当初から心エコー技師による検査体制を組んでおり、多くの場合外来診察当日に結果をお話しすることができます。近隣の先生方も心機能の評価が必要な患者さんがいらっしゃいましたら是非外来へご紹介ください。その日のうちに結果をご報告できると思います。

その他多くの最新の機器を備えています。是非有効に活用していきたいと思います。



教育理念

循環器内科では、臨床に熱心な、特に救急診療に積極的な若手医師を大募集しています。2014年4月に開院した東千葉メディカルセンターは、基本理念にもあるとおり救急医療・急性期医療を核とした地域中核病院です。開院初年度、循環器内科はまさにその理念を体現するような診療内容となっています。また、当院は千葉大学医学部と強い連携関係があり、教育、研究に関して十分に配慮しています。我々は、若手医師が“腕の立つ”臨床医師となれるよう教育・指導を惜しみません。


コメディカルの皆さんへ

循環器内科はコメディカルの皆さんの力を重視しています。当科の診療の特性として、コメディカルとの連携はどうしても必要です。いわゆるチーム医療です。看護師、放射線部、検査部、臨床工学部、栄養科、事務部、等々、病院内のすべての職種の方々の積極的な協力を期待しています。
是非一緒に、この新しい病院を、素晴らしい病院へ作り上げていきましょう。