心臓MRIを用いた開心術周術期の心機能評価
研究の背景・目的
開心術前後の心機能評価は従来心臓超音波検査を用いて行なっているが、様々な解剖学的要因や術後の影響によりしばしば観察困難である。一方、心臓MRIでは術後の影響は受けづらく、また心臓全体を観察することが可能であり、周術期の心機能評価をより正確に行うことができる可能性がある。心臓MRIを用いて開心術周術期(特に胸骨切開下心臓手術と非胸骨切開心臓手術)の心機能評価を行うことで手術成績の向上に務めることが本研究の目的である。
対象
令和2年4月1日から令和4年12月31日までに当院で行われた予定開心術の前及び後に撮像した単純心臓MRIより心機能評価を行い、診療録情報と関連させ検討する。
研究機関名
東千葉メディカルセンター
個人情報に関する手続き
本研究で行われる検査は通常診療で行われているものです。本研究により、直接的に患者に不利益を与えることはありません。また、個人情報を厳重に管理する体制等を整備し、公表時には個人情報の漏えいがないように行います。データ等は、東千葉メディカルセンターの鍵のかかる棚で保管します。なお、本調査への参加を希望されない場合には、情報を用いる事はいたしませんので、以下の担当者までご連絡をお願いいたします。(疾病等により十分な判断能力を有しない患者さんについては、代諾者より研究に参加を希望しない旨受付いたします。)
問い合わせ担当者
東千葉メディカルセンター
心臓血管外科 石田敬一・小泉信太郎
TEL:0475-50-1199
心臓血管外科 石田敬一・小泉信太郎
TEL:0475-50-1199