MRIにおけるmotion artifact軽減のための撮像プロトコルの検討と画質評価
研究の背景・目的
頭部MRIの撮像において体動の強い場合、診断能向上のために体動の影響の少ない撮像法(single-shot FLAIR)を併用している。本研究の目的は、脳卒中が疑われる患者に対し、FLAIR画像(single-shot FLAIR)の信号の評価、撮像時間の短縮化などを従来条件と比較することである。
対象
麻痺や意識障害など脳卒中が疑われる症例のうち、担当医師により臨床上の必要性から頭部MRI評価を行う症例を対象とする。
研究機関名
東千葉メディカルセンター 放射線部
個人情報に関する手続き
試験で得られたデータ類を取扱う際は、個人情報の保護に十分配慮いたします。病院外に提出する報告書には個人を特定できる情報を含みません。また、試験の結果を公表する際にも、対象になる被験者を特定できる情報が含まれることはありません。試験の目的以外にデータを使用することはありません。また本調査への参加を希望されない場合には、情報を用いる事はしませんので、以下の窓口までご連絡下さい。
問い合わせ担当者
東千葉メディカルセンター 放射線部 坂井上之
TEL 0475-50-1199
TEL 0475-50-1199
試料・情報の利用目的及び利用方法
麻痺や意識障害など脳卒中が疑われる症例のうち、頭部MRI検査を行った症例の中から,体動が強くsingle-shot FLAIRを追加した症例を抽出する。そのデータを後方視的に集める。得られた情報は、FLAIR画像(single-shot FLAIR)の信号の評価、撮像時間の短縮化などを従来条件と比較するとともに、診療画像としても活用する。
提供する試料・情報の項目
single-shot FLAIRを含む脳卒中用MRIプロトコールの画像、および患者の年齢、性別、症状および発症時期などの臨床データ
利用する者の範囲
脳卒中診断を行う臨床医および画像診断を行う放射線専門医
試料・情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称
東千葉メディカルセンター 放射線部 坂井 上之
備考
研究対象者又はその代理人の求めに応じて、研究対象者が識別される試料・情報の利用又は他の研究機関への提供を停止すること。
本研究は診療録情報を利用して行う後方視的な観察研究のため、インフォームド・コンセントは必要としないが、研究対象者が情報の研究利用の提供停止を求める場合はこれを受け付ける。