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千葉県東金市丘山台三丁目6番地2
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市中病院における非専門医による炎症性腸疾患診療の実態調査

試料・情報の利用目的及び利用方法

炎症性腸疾患は、欧米、特に白人に多いとされてきたが、近年はアジア、アフリカでも増加し、日本でも増加傾向が続いている。日本における患者数増加は著しく、現在では潰瘍性大腸炎22万人、クローン病7万人と、炎症性腸疾患の患者数は30万人を超えると推定されている。厚生労働省の指定難病となっており、医療費助成制度の対象疾患となっている。炎症性腸疾患の専門施設は数が少なく一極集中になっていて,医療崩壊の恐れさえもある。その解決策として,専門施設は症状の重い患者を担当し,地域の医療機関は症状が安定した患者を担当するといった,診療の分担が急務である。炎症性腸疾患の非専門施設である当院における、炎症性腸疾患診療の実態を調査し、専門施設との診療分担のうまくいった症例、うまくいかなかった症例を抽出し、課題を検討することを目的とした。電子カルテ情報集計し、分析は東千葉メディカルセンター医局内で行う。

研究期間

2023年5月19日から2026年3月31日まで

利用する試料・情報

2014年4月~2023年3月の期間中に、当院で炎症性腸疾患の診断名で診療した患者様を対象とし、患者さんの診断(治療開始)年齢,生年月日、性別、当院診療開始日、当院診療最終日、当院における治療内容、当院における(最重症時の)重症度、転帰、高次医療機関紹介例におけるその後の治療内容について、電子カルテ情報を利用します。

利用するものの範囲

東千葉メディカルセンター 消化器内科

試料・情報の管理責任者

東千葉メディカルセンター 消化器内科 亀崎 秀宏

本研究で得られた情報に関する手続き

本研究で行われる検査は通常診療で行われているものです。本研究により、直接的に患者に不利益を与えることはありません。また、個人情報を厳重に管理する体制等を整備し、公表時には個人情報の漏えいがないように行います。データ等は、東千葉メディカルセンターの鍵のかかる棚で保管します。

その他

本調査への参加を希望されない場合には、情報を用いる事はいたしませんので、下記問い合わせ担当者までご連絡ください。

問い合わせ担当者

東千葉メディカルセンター
事務部総務課総務係
TEL:0475-50-1199
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいてHPに掲載しています。