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0475-50-1199
千葉県東金市丘山台三丁目6番地2
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循環器内科

患者さんへ

我々循環器内科は心臓や血管の病気を担当しています。
病院の特徴として、特に急性心筋梗塞に代表されるような緊急の診断・治療を要する疾患を多く診療しており、開院時より毎日24時間体制でオンコール体制を敷き、救急科と連携しながら、できるだけ速やかにこれらの疾患に対処できるよう心がけています。また、当院は不整脈診療に強みがあり、アブレーション治療、植え込み型除細動器(ICD)、ペースメーカ植え込み術、等々、不整脈専門医による診療を行っています。
なお、我々循環器内科は、病診連携を進め、地域内の他病院や開業医の先生方と密接に連携しながら発展していきたいと考えています。

*循環器内科では、救急患者に対する診療を充実させる目的で下記の2点をお願いしています。
  1. 循環器内科の新患外来は、紹介状をお持ちの方のみの受付とさせていただきます。
  2. 病状の落ち着いた方は、通常の外来に関しては近隣の開業医の先生方への受診をお勧めいたします。

診療への取組み

  • 循環器内科は救急診療を大事にしています。
  • 急性心筋梗塞や不安定狭心症、等に対する緊急カテーテル治療(バルン治療・ステント治療など)を積極的に施行しています。
  • 不整脈治療に関して、アブレーション治療を含め確かな実績があります。
  • 地域内の他病院や開業医の先生方と密接に連携するよう心がけています。
  • 循環器専門医研修施設(新制度)、日本心血管インターベンション治療学会研修施設、不整脈専門医研修施設、に認定されています。

主な対象疾患

  • 冠動脈疾患
    急性心筋梗塞
    心臓を栄養する冠動脈が閉塞し心臓の筋肉(心筋)が壊死してしまう病気です。特に発症から間もない急性期には生命の危険が高く、多くの患者さんで緊急カテーテル検査・治療(バルン治療・ステント治療など)が有効です。当院では、これらの緊急カテーテル治療(バルン治療・ステント治療)を積極的に施行しています。
    狭心症
    心臓を栄養する冠動脈が狭窄・閉塞しているものの、心臓の筋肉(心筋)は壊死しておらず、症状は数分程度で改善する病気です。狭心症の診断に欠かすことのできない運動負荷検査はもちろん、最新の診断機器、特に320列CT、カテーテル検査を有効に活用しています。そして、カテーテル治療だけでなく、冠動脈バイパス手術(心臓血管外科にて施行)、薬剤療法を組み合わせながら適切に治療することを心掛けています。
    不安定狭心症
    心臓を栄養する冠動脈が狭窄→閉塞へと進行している、心筋梗塞を起こしかかっている狭心症です。狭心痛の頻度が増えてきたり、より軽度の労作で胸部症状が出現したり、といった場合に疑われます。この病態の診断には症状が大事なのですが、これらの症状をうまくとらえ、積極的に冠動脈CTやカテーテル検査を施行し、速やかな診断・治療を行っていきたいと思います。
  • 不整脈
    不整脈には大きく分けて、徐脈性不整脈(脈が遅くなる)、頻脈性不整脈(脈が速くなる)があります。
    徐脈性不整脈(脈が遅くなる)
    洞機能不全症候群や完全房室ブロックといった病気があります。これらの治療に関してはペースメーカ治療が重要です。当院でももちろん恒久型ペースメーカ植込み術を施行しています。
    頻脈性不整脈(脈が速くなる)
    心房細動、心房粗動、WPW症候群、房室結節回帰性頻拍、等の上室性不整脈に対してアブレーションというカテーテルを用いた治療が有効なことがあります。当院でも開院時より積極的に施行しています。
    心室頻拍(VT)・心室細動(VF)は突然死にも関連する不整脈です。これらの重症心室性不整脈に対してもアブレーション治療や植え込み型除細動器(ICD)等を用いて治療を行っています。
  • 心不全
    心臓の機能が低下し、労作時の息切れや足の浮腫といった症状が出現する病気です。心臓の機能が低下する原因は、心筋梗塞、心臓弁膜症、そして心臓の筋肉(心筋)自体の病気である特発性拡張型心筋症、等々、様々なものがあります。不整脈が関連する心不全もあります。
    症状としては、臥位になった時の呼吸困難を知っておくと良いと思います。これは、臥位になると足から心臓へ戻ってくる血液量が増え心臓の負担が増えるためです。例えば、夜寝ようとすると息が苦しくなる、体を起こしてソファで寝ると楽になる、といった症状は要注意です。そのような場合は心不全の可能性がありますので是非ご相談ください。
  • 閉塞性動脈硬化症
    下肢の動脈狭窄・閉塞を来す閉塞性動脈硬化症も当科の対象疾患となることが多くあります。当院では閉塞性動脈硬化症に対するカテーテル治療(バルン治療・ステント治療)も積極的に取り組んでいます。また、閉塞性動脈硬化症には冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)を合併していることが多くありますので、冠動脈疾患の精査も併せお勧めすることがあります。

担当医師

氏名金枝 朋宜
職名副部長

専門分野

  • 循環器内科一般
  • 不整脈
  • カテーテルアブレーション
  • ペースメーカ・ICD・CRTD植込み

免許・資格

  • 千葉大学大学院医学研究院総合医科学講座 特任講師
  • 医学博士
  • 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
  • 日本循環器学会専門医
  • 日本不整脈心電学会認定不整脈専門医
  • 植込み型除細動器/ペーシングによる心不全治療資格
不整脈を専門としており、アブレーション治療やペースメーカ治療を担当しております。なるべく合併症の少ない手技を目指しています。

氏名高平 青洋
職名医長

免許・資格

  • 千葉大学大学院医学研究院総合医科学講座 特任助教
  • 医学博士
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本循環器学会専門医
地域の患者様に貢献できるよう努めます。

氏名鈴木 櫻丸
職名医長

免許・資格

  • 日本内科学会内科専門医
  • 日本循環器学会循環器専門医
  • 日本心血管インターベンション治療学会認定医
  • 浅大腿静脈ステントグラフト実施医
地域の方々の心血管疾患に対する内科治療に尽力します。宜しくお願いいたします。

氏名松本 忠浩
職名医長