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「膝関節3D-MRIを用いた形態的診断能および膝軟骨の定量評価」

試料・情報の利用目的及び利用方法

膝関節MRIは一般的に2D撮像が主体であり、3-4mmのスライス厚に設定されます。しかし、この2Dのスライス厚設定では靭帯の連続性の観察が困難であり、1mm程度の薄いスライス厚の3D画像が好まれます。一方で膝関節障害や変形性膝関節症の進行と密接な関連のある軟骨変性は、近年T2 mapping、 T1rho mappingなどの膝軟骨定量mappingにより非侵襲的に質的評価することが可能となっています。そこで我々は3D撮像により、解剖構造の形態的評価および膝軟骨定量mappingによる関節軟骨の定量評価を同時に行うことができる撮像法を開発しました。本研究の目的は、膝関節痛で膝関節MRIを撮像する患者様および健常ボランティアに対し、膝関節3D-MRIを追加撮像することで、その形態的診断能を評価することです。加えて関節軟骨の定量評価の有用性についても検討します。得られたデータを前方視的に集積し、統計学的な検討を行います。また得られた画像は、診療画像としても活用します。

研究期間

2023年9月7日 から 2024年12月31日まで

利用する試料・情報

当院で膝関節痛により膝関節MRIを検査する患者様の膝関節MRI画像、および患者様の年齢、性別、症状などの臨床データ

利用するものの範囲

東千葉メディカルセンター 放射線部

試料・情報の管理責任者

東千葉メディカルセンター 放射線部 坂井 上之

本研究で得られた情報に関する手続き

本研究で行われる検査は通常診療で行われているものです。本研究により、直接的に患者に不利益を与えることはありません。また、個人情報を厳重に管理する体制等を整備し、公表時には個人情報の漏えいがないように行います。データ等は、東千葉メディカルセンターの鍵のかかる棚で保管します。

その他

本調査への参加を希望されない場合には、情報を用いる事はいたしませんので、下記問い合わせ担当者までご連絡ください。

問い合わせ担当者

東千葉メディカルセンター
事務部総務課総務係
TEL:0475-50-1199
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいてHPに掲載しています。