当院におけるアンデキサネット（オンデキサ®）の運用に関する多職種シミュレーションとその効果について

試料・情報の利用目的及び利用方法

直接作用型第Xa因子阻害薬の中和薬であるアンデキサネット（オンデキサ®）は、医薬品の性質から３次救急に対応する一部の医療機関に採用が限られています。緊急時に使用する医薬品であり想定される使用頻度は低いですが、確認事項や医薬品調製など注意を要する項目が多く、運用が煩雑となります。多職種が関わるため、統一した対応と運用の確認が医療安全の観点からも重要です。
本研究では、関連する多職種による運用シミュレーションを行うことで理解を深めると共に、参加者を対象としたアンケート調査を行うことで意識の変化や教育効果に関する検討を行い、今後の運用に貢献することを目的としています。アンケート調査は東千葉メディカルセンター内で解析を行います。

研究期間

2023年9月7日　から　令和7年3月31日まで

利用する試料・情報

倫理審査委員会承認後以降に開催する「アンデキサネット（オンデキサ®）の運用に関する多職種シミュレーション」に参加した医療スタッフを対象とし、意識の変化と教育効果に関するアンケート調査を行います。そのアンケート内容を使用し解析します。

利用するものの範囲

東千葉メディカルセンター　薬剤部

試料・情報の管理責任者

東千葉メディカルセンター　薬剤部　仲佐　啓詳

本研究で得られた情報に関する手続き

本研究は、運用シミュレーションの際に実施する、当院医療スタッフを対象としたアンケート調査となります。本研究により、直接的に患者に不利益を与えることはありません。また、個人情報を厳重に管理する体制等整備し、公表時には個人情報の漏えいがないように行います。データ等は、東千葉メディカルセンターの鍵のかかる棚で保管します。

問い合わせ担当者

東千葉メディカルセンター
事務部総務課総務係
TEL：0475-50-1199