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レセプト等情報を用いた脳卒中・脳神経外科医療疫学調査

試料・情報の利用目的及び利用方法

【対象となる方】
2010年4月1日~2025年3月31日(予定)の間に、J-ASPECT研究*参加施設に通院・入院された方
【研究責任者】
国立循環器病センター病院長 飯原弘二
【研究の目的】
今回の研究では、救急搬送を含む入院から退院までの一貫した脳卒中および脳神経外科及び共通のリスクを有する循環器病(急性心筋梗塞、急性心不全、大動脈解離など)治療に関する大規模データベースを構築し、その実用性、妥当性の検証を行うことを目的とする。

研究期間

倫理委員会承認日より2026年3月31日まで(予定)

利用する試料・情報

生年月日、性別、発症年月日、入院年月日、退院年月日、退院先
自宅郵便番号、診療報酬算定情報(DPC)
入院経路:救急車による搬送、他院よりの紹介
入院前および入院後生活自立度(modified Rankin Scale score, mRS)、入院中死亡の有無、脳卒中・循環器病による再入院
初期重症度(JCS、GCS、NIHSS、Hunt & Hess grade、ICH grade、Hunt & Kosnik grade)
神経学的所見
バイタル(血圧・脈拍)
検査データ(血球、生化学;腎機能、LDL-Chol、PT-INR、血糖、HbA1c)
搬送から画像撮影までの時間
搬送から組織プラスミノーゲン活性化因子(rtPA, 血栓溶解療法)投与までの時間
搬送から血管内治療のための穿刺までの時間
血栓回収を行った場合の再開通度(TICI grade)
rt-PA静注療法または血管内再開通療法を施行した患者での36時間以内の症候性頭蓋内出血(NIHSS4点以上悪化)の有無
退院90日後modified Rankin Scale(mRS)
画像診断、検査〔MRI、MRA、CT、脳血管造影、頚動脈超音波検査〕
リハビリテーションの有無、脳卒中・脳神経外科・循環器病関連の診療にかわかる治療内容

利用するものの範囲

上記の診療情報を、次の研究機関と共有して、共同で研究を進めます。
取得された診療情報を業務委託先である健康保険医療情報総合研究所(PRRISM)で集積し、必要な情報を抽出した解析用データセットを作成し、研究責任者および分担研究者に配布いたします。
①データ解析のため、データベースにアクセスする担当者および所属
有村公一、西村中、下川能史、連乃駿 九州大学 脳神経外科
黒木亮太 福岡徳洲会病院 脳神経外科
黒木愛  福岡市立こども病院 脳神経外科
賀耒泰之 熊本大学病院 脳神経外科
丸山大輔 京都府立医科大学 脳神経外科
松重俊憲 広島市立安佐市民病院 脳神経外科
佐野徳隆 福井赤十字病院 脳神経外科
高田茂樹 Department of Fundamental Neurobiology, Krembil Research Institute, University Health Network, Canada
板谷智也 金沢大学 医薬保健研究域 保健学系
平和也 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻予防看護分野
田中晴佳 名古屋大学大学院医学系研究科 総合保健学専攻
②業務委託
健康保険医療情報総合研究所(PRRISM) 代表取締役社長 山口治紀

試料・情報の管理責任者

東千葉メディカルセンター 脳神経外科 町田利生

本研究で得られた情報に関する手続き

お名前、住所などの個人を特定する情報につきましては厳重に管理を行い、学会や学術雑誌等で公表する際には、個人が特定できないような形で使用いたします。
本研究で得られた臨床情報およびそのデータの収集方法を将来、脳卒中や循環器疾患の研究のために二次利用する場合や、研究計画書を変更する場合があります。その場合は、研究倫理審査委員会での審議を経て研究統括管理責任者の許可を受けて実施されます。同意取得の手続きとしては、オプトアウトの機会を設ける場合などがあります。オプトアウト文書は国立循環器病研究センター公式サイト(http://www.ncvc.go.jp/)の『実施中の臨床研究』のページに公開いたします。

問い合わせ担当者

東千葉メディカルセンター
事務部総務課総務係
TEL:0475-50-1199
国立循環器病研究センター
西村 邦宏
TEL:06-6170-1070(代表)
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいてHPに掲載しています。