全身CTの後ろ向き調査による、年代別脊椎疾患有病率調査
研究の背景・目的
脊椎疾患の診断には単純レントゲンをはじめとした画像診断が重要であるが、画像上の異常所見が必ずしも実際の症状と関連しない場合も多い。腰椎分離症は日本人の5%に認められ、脊椎の側弯・後替変形、椎休骨折などは無症候性の場合もあり、その点を注意して診療に臨む必要がある。今回の研究の目的は、救急疾患で受診した患者の全身CTを後ろ向きに調査し、各年代別に脊椎疾患の有病率を調査することである。
対象
全身CTを撮影した患者の画像所見(CTデータ)、臨床データ(病名、既往歴)は当センター内にて電子カルテを閲覧して行う。
研究機関名
東千葉メディカルセンター整形外科
個人情報に関する手続き
本研究で行われる検査は通常診療で行われているものです。診療上必要であるために撮影された画像を後ろ向きに調査する研究なので、患者に不利益を与えることはありません。研究のために追加検査を行うことはありません。また、個人情報を厳重に管理する体制等を整備し、公表時には個人情報の漏えいがないように行います。なお、本調査への参加を希望されない場合には、情報を用いる事はいたしませんので、以下の担当者までご連絡をお願いいたします。
問い合わせ担当者
東千葉メディカルセンター
事務部総務課総務係
TEL:0475-50-1199
事務部総務課総務係
TEL:0475-50-1199