がん診療連携拠点病院に指定されていない医療機関における切除不能肝細胞癌に対する全身薬物療法の実態調査
試料・情報の利用目的及び利用方法
切除不能肝細胞癌に対する全身薬物療法(抗がん剤)の進歩は目覚ましいものがあります。当院が属する二次保健医療圏(山武長生夷隅医療圏)内にはがん診療連携拠点病院は存在しません。当院の治療成績が、がん診療連携拠点病院と遜色ないことが示されれば、標準治療法として提案でき、臨床上有益であると考えられます。電子カルテ情報を集計し、分析は東千葉メディカルセンター医局内で行います。
研究期間
2024年4月16日から2027年3月31日まで
利用する試料・情報
2014年4月から2023年9月までの期間中、当院で切除不能肝細胞癌に対する全身薬物療法(抗がん剤)を導入した患者様を対象とし、年齢、性別、前治療の有無、ウイルス性肝炎の有無、血液検査データ(AFP値、PIVKA-2値、T-Bil値、Alb値、PT%値)、脳症の有無・程度、腹水の有無・程度、治療効果判定、後治療の有無、観察期間、転帰(生存・死亡)について、電子カルテ情報を利用します。
利用するものの範囲
東千葉メディカルセンター 消化器内科
試料・情報の管理責任者
東千葉メディカルセンター 消化器内科 亀崎 秀宏
本研究で得られた情報に関する手続き
本研究で行われる検査は通常診療で行われているものです。本研究により、直接的に患者に不利益を与えることはありません。また、個人情報を厳重に管理する体制等を整備し、公表時には個人情報の漏えいがないように行います。データ等は、東千葉メディカルセンターの鍵のかかる棚で保管します。
その他
本調査への参加を希望されない場合には、情報を用いる事はいたしませんので、下記問い合わせ担当者までご連絡ください。
問い合わせ担当者
東千葉メディカルセンター
事務部総務課総務係
TEL:0475-50-1199
事務部総務課総務係
TEL:0475-50-1199
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいてHPに掲載しています。